続編21・泉水横手山林道ー大黒茂谷左岸径路ー牛首谷径路(仮) 
 2017、7、23 同行EAさん 続編トップへ トップへ 

 本日のスペシャル
 
林道から降りて泉水谷を橋で渡る。
 
GPSロガー軌跡である。(EAさんより拝領)
オレは単純だし、早トチリをする。世の常識として今までは「梅雨明け10日」の
言葉がある。このところ連日30度を越える猛暑日が続いている。
長野、山梨の天気予報を見て、曇りだが勝手な判断で「晴れるだろう」と決め付ける。
EAさんの了解を貰って念願だった丹波渓谷に注ぐ泉水谷へと向った。
車中泊をまたまた敢行し、5時出発に備えたのである。
ところが曇りでも時々パラパラ雨のお天気なのだ‥。
オレは一気にやる気をなくし、沢登りをする気が無くなった。
臨機応変、自由自在は我らがモットーである。
お天気はそんな風だし陽気も涼しい。陽の差し込まない深い谷間を
水に浸かりながら遡行は体調を悪くするだけだろう‥。

 
1 約4:30。ゲート前のP。5時出発。

2 泉水横手山林道とかをテクテク歩く‥。 
 
3 約6時。分岐点に到達した。

4 木橋をおりて行く。 

5 直ぐ渡る沢が泉水谷の沢で左へ径路を進むと大黒茂谷である。
解説(言い訳)。既に弱気病に取りつかれた二人は、この先沢へは降りずに
そのまま立派な径路へと進む。(この立派な径路もいけなかった!) 
 
6 立派な径路。

7 しっかりした桟道。 
 
8 素晴らしいハイウェイではありませんか‥。(径路に感心している場合じゃないのに!)
 写真8の後、径路は高巻くように登ったり又下ったりしながら進む。
沢(大黒茂谷)に近づいたり離れたりする。似た様な径路の写真ばかりなので省略した。
EAさんの用意した地図に(軌跡図参照)牛首谷へ向って径路が載っている。
今までの径路をそのまま行けば「泉水十字路」という山道の交差点(信号は?)に
出るらしいが、生憎の天候は逃げの心に拍車をかける‥。(雨もパラパラ来る)
その逃げの径路は仕事道であろうからエアリアには当然載っていない。
やや危険な賭けでもあるのだが、そんな事は日頃からの行いであるので
当然分岐の径路に踏み込んだ‥。
 
9 ナント!、これまた立派な径路が‥。
つい最近整備が入った様だ。

10 逆に見ているが、右手の尾根から
合流して来る踏跡もある。 

11 立派な石積みがされた、昔からの径路を歩き、小沢を渡り、尾根を何本も
廻り込んで(トラバ道はいつもそうだが)遂にそこの下は林道である。

12 往路、写真3の延長の林道である。(これでほぼ生還100%だろう)(^^)v
 
13 下る林道沿いに泉水谷の水流が流れているが、滑滝が現れた‥。
沢床を見て欲しい。その辺には無い独特の岩脈である。今居る背後の山は
黒川山であり、かの武田信玄の隠し金山で名高い「黒川金山」の直ぐ側にいるのだ。
 
14 渓流沿いの林道の整備も良く、6キロの道のりも然程辛くはない‥。(帰路の林道だけで6キロ)

15 往路に渡った径路の橋へと戻って来た。

16 本日の収穫。エビガライチゴ。甘い!。 
 
17 遂にゲート到着‥。(10:35)

18 これも今日の収穫か?。 
あとがき いやはやいい加減な企画でEAさんにはご迷惑をお掛けしてしまった。
山での雨は甘くみてはいけない‥。同じ雨でも雷雨なったら死活問題になる。
無理な行動をしないのが我らには常識である。EAさんの助言もあり
早々に引き上げる事にした。とは云え、山は大きい‥。牛首谷へのトラバ道も長く感じた。
深山幽谷‥。ガスも上がって来る。最近手入れされた仕事道‥。
我らは誠についていた。(^^)v これが崩壊気味の径路だったら半ベソであった。
未知の領域は、いつか思い切って踏み込まなければ永遠に未知の世界である。
多少なりとも沢歩きを楽しむ者にとって、丹波渓谷を成す各支流は魅力の領域なのだ。
「勢い」は思い切った行動を成すには必要である。
小川山に「勢い」を得たオレはここぞ‥とばかりにEAさんにお願いした。
結果は不本意なものであったが、未知の領域に踏み込んだのは大いに満足であった。
大菩薩嶺はもとより、六本木峠、黒川山、鶏冠山には足跡を残しているが、
それに囲まれた谷間の領域の一部ではあったが歩けてよかった。(^^)v
長駆の峠越え運転をまたEAさんが引き受けて下さった‥。
オレは船を漕ぐまいと頑張ったのだが3/1は‥であった。(__); 
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