NO356 間子小屋沢(マッコー小屋沢)
2012、08、13 YAMさんとコラボ   トップ

 本日のスペシャル
 
清流に遊ぶのは我等の特権である!(^^)v
 
間子小屋沢に命がけの危険な大滝はない。しかし小滝や深い釜は随所にある。
 お盆である。夏休み・・。お盆休暇、そして民族大移動・・。
我等はこういう時はじっと息を潜め、身近なマイナーな沢へと姿を隠す。
概ね勝手知ったる間子小屋沢・・。ここなら命を落とす事はない!
大いにドボンをし、水泳大会をいたすのです。
奥の二俣の更に奥。沢は三俣位に分かれ、源頭部の様相となる。
以前AYさん、ミックスナッツさんとここに至り、最右手のカバの原に進路を取った。
その三俣の界尾根を直上すれば上部に掘割からカバの原に至る秘密の
トラバース径路があるのを知っている。今回はこれを目指したいのだ。
そしてトラバース道に合流し、掘割ー1320mー榛ノ木丸と繋げれば
M-K大満足・・ヤッタネ!となるのである。

上記概ねロガーの軌跡である。 


 1、早戸川に下降する場所である。

 2、急尾根に踏跡はあり、降りられる。

 3、降り立った本流を少し上流に進んで渡渉。
 
4、荒沢出合である。勿論右手の沢が荒沢。

 5、深い釜に浸からなければ進めない。
 
6、5の右手に巻道があり、滝場を見ながら
進む。崩壊地の横断もあるが危険ではない。
そのまま進めば自然に沢へと戻る。
 
7、ここからは荒沢下流部の沢光景。

 8、小滝が楽しい。

 9、楽しい釜遊び。
 
10、これは深く大きい。

 11、間子小屋沢出合の滝。この上から間子小屋沢へ。

12、この白い看板を見れば旧径路に出会う。 

13、対岸の植林地から旧径路はここで沢を渡る。 

 
14、いつも13の植林から出て来て次の取水設備に向かう。

 15、旧取水設備下の大プール。真夏はこれが出来る。

16、いつも見下ろすだけの15のプール。 
 
17、沢光景。
 
18、沢光景。
 
19、沢光景。
 
20、この上が奥の二俣だ。
解説1 荒沢、間子小屋沢は早戸川支流の中でも大きな沢だと思うが、人気度は低く遊ぶ人は少ない。
地元である我等はこういうところにこそ、目を向けるべきであり、パトロールをして道をつけねばならない。(笑)

間子小屋沢に危険なゴルジュや大滝が無いのでM-Kは好きなのだ。
それにこの領域は大半自然林である。新緑、紅葉の時期ともなれば本当に美しい。
間子小屋沢の本流を何回か歩いても支流は詰めたことがない。
次なる課題はこの支流・支沢から尾根道へ詰めてみたいと思う。 
 
21、奥の二俣を過ぎ、中流域の核心部だ。
 
22、沢光景。
 
23、これは登れない。
 
24、巻道がついている。
 
25、三俣(勝手に)を上がり、これを進めばカバの原。
 
26、25写真の左手尾根に取り付き登っている。
 
27、小さなコブを越えて雰囲気の良い鞍部。
 
28、素晴らしい尾根ではないか・・。
 
29、秘密のトラバース道(勝手に)に合流した。(^^)v
 
30、マルバダケブキの歓迎を受ける・・。
 
31、小沢を越える場面。
 
32、左手には植生保護柵があり、中はヤブ状態。
解説2 間子小屋沢はいうなれば小滝とゴーロ歩きの沢であり、沢屋さんの来る沢とは違うのだ。
M-Kのような初級者が沢歩きを楽しむには絶好の沢だと思う。
この沢の右岸尾根は榛ノ木丸の尾根であり、左岸尾根はカバの原(俗)がある荒沢との界尾根である。
ところで右岸尾根の1320mの西側に人工的な掘割があり、昔の境界の様相を感じる。
この掘割から北方向のカバの原(俗)にかけて秘密のトラバース路があり、Vルート駆け出しの頃、
師S-OKさんの記述を夢中で研究し 、2009年の1月、遂にAYさんとのコラボでこれを歩く事に成功したのでした。
大きな丹沢山塊の中、自分のお気に入りの山域で、自分独自?の秘密のルートを持つ・・。
それは勝手な自己満足ではあるが、言い表せぬ快感でもある。
 
33、掘割だ。
 
34、榛ノ木丸に上がる手前に展望地がある。
登ったのはどの尾根だろうか・・。
 
 35、この前もAYさんと訪れたシブ〜イ榛ノ木丸。
 
36、今日は珍しくトレラン尾根(勝手に)を下り、
廃造林小屋へと向かうのだ。

37、下る途中に見えた光景。奥が原小屋沢で
ガレの手前がカサギ沢だろうか。

38、上部は気持ちの良い尾根だが・・。
 
39、柵が出て来て、沿って長く下る。
 
40、急な下りだ・・。
 
41、ついにいつもの通勤道路?に合流・・。
 
42、靴もそのままに三日月橋上の水場へ直行。
あとがき
今回のM-K年寄の面倒はYAMさんがみて下さった。誠に感謝をするものであります。
M-Kのオバカ山遊びは単独ではチト心細いものがある。もうちょっと年代が若い時であれば、熊でもなんでも
かかってコイ!・・と威勢はよかったのだが、今となってはなぁ〜・・。
YAMさんも豪脚の人であり、休憩の不要な人である。 あぁ・・、M-Kの回りの人達はなんて凄い人だらけなんだ!
M-Kの盛んな「休憩!」の声掛けにも嫌な顔をされず、直ぐに休んで下さる。
YAMさんの「マイコン&山歩き」、これもご覧いただきたいのです。 
逆の発想からではあるのだが、掘割からのトラバース径路を歩くと当然何本かの沢上部と
尾根を越えて進んでいく。そうすると良い感じの尾根にあたり、この尾根を下ってみたいものだ・・、と思う時がある。
今日の尾根がそれだったかどうか、定かではないが写真27、28は素晴らしい尾根である。
沢から離れ、尾根(斜面)に取り付いて上がって行くときは、わくわく・ドキドキするのである。
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